久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「トゥルーマリンショー」ソロプレイ

 Vtuberの宝鐘マリンさんを題材にした二次創作カードゲーム。カードのポイントを使って市場のカードを購入し、自分のデッキを強化していき……いち早く、自分の場のカードのポイントの合計が、目標点を越えてより高得点となることを目指す感じのゲームです。ソロプレイでは、市場からカードが購入できなくなるまでに、より高得点を目指すことになります。

 最初の自分のデッキの枚数は8枚で、そこから4枚をひいて手札にします。市場には「宝鐘マリン」「ホロライブ」「東方プロジェクト」「アズールレーン」の種類ごとに分けられてカードが並び、それぞれ購入コストが違っています。自分の手番でできることは、自分の場に置かれたカードのポイントを使う(そのカードを捨て札にする)ことでコストを支払い、手札から自分の場にカードを召喚することと、同じ方法でコストを支払い、市場からカードを購入すること……の二つ。この二つのアクションは、ポイントが支払える限り何度でも、順番も自由に行うことができます。尚、購入したカードは最初は自分の捨て札置き場に置かれることになります。手番が終了したら、残りの手札をすべて捨て札にし、デッキから新たにカードを4枚ひきます。デッキのカードが尽きた場合は、自分の捨て札をシャッフルして、新しいデッキとします。またソロプレイでは、デッキからカードをひく前に、市場に並んだカードから1枚を選んで、そのカードをゲームから除外しなければなりません。これを繰り返し……市場からカードがすべて消え、カードの購入ができなくなった時点でゲーム終了。ゲーム終了時に自分の場に置かれたカードのポイントを合計し、それが目標点を越えていれば、ソロプレイではゲームクリア、合格となります。

 カードそれぞれにある特殊効果を活用しながら、効率よくカードを購入してデッキを強化していくことが大事なゲームですね。カードの購入だけでなく、手札から自分の場にカードを置くことにもポイントが必要なのが難しいところ。最後のポイント計算で使えるカードは、自分の場に置かれているカードだけなので……気をつけないと、最後の手番で手札にカードはあるのに、場にカードを置けなくて、合計点が低くなってしまう羽目になったりもしますね。

 カードの枚数は少なめですが、程よく悩まされ、考えさせられるところが楽しいゲーム。カードのデザイン、イラストも可愛い。1プレイの時間が短めなので、気軽に再チャレンジができるのも良い感じでした。

 何度か遊んでみて……最初の目標点である20ポイントは越えることができました。次はもう一つ上を目指したいですね。独立拡張となる続編のゲームもあるみたいなので、そちらでも遊んでみたいです。