久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「ミントワークス」ソロプレイ

 ワーカープレイスメントのカードゲーム。場所カードに自分のワーカーを配置し、その場所の効果を使ってより多くの建造物を建てていき、いち早く目標点に達することを目指す感じのゲームです。AIカードを仮想敵としたソロプレイもできるということで、遊んでみました。

 ラウンドは開発フェイズと保守フェイズの二つで構成されており……開発フェイズでは、自分の手番のとき、自分のワーカーを場所カードに配置するか、パスするかの二つの行動から選ぶことになります。必要な数のワーカーを場所カードに置くことで、その場所の効果を利用することができ……それによって自身のワーカーを増やしたり、場に並んだ計画カードを入手したり、入手した計画カードを建造物に変えたりすることができます。配置できるだけのワーカーを持っていないか、ワーカーを配置したくないとき、または配置できる場所カードがないときは、パスを選択することになり……すべてのプレイヤーが続けてパスをした場合、開発フェイズは終了し、保守フェイズに移ることになります。

 保守フェイズは、各プレイヤーの点数(建造物の☆マークの数)の確認、計画カードの補充、場所カード・建造物の特殊効果の処理、場所カードに配置されたワーカーの共通置き場への返却、各プレイヤーへのワーカーの配布……の順番で処理していきます。このとき、点数が7点以上になっていたプレイヤーがいた場合は、ゲーム終了。各プレイヤーの点数を比べ、最も点数が高かったプレイヤーが勝者となります。誰も7点以上になっていない場合は次のラウンドに移り、ゲームを続けていくことになります。

 ミニサイズの、手軽に遊べるワーカープレイスメントでした。ワーカーのコマが、ミントお菓子のような粒形なのが可愛くてユニーク。枚数は少なめでもカードの種類は豊富で、いろいろな戦略を考えられるのも楽しかったです。ソロプレイで仮想敵となるAIカードも4種類あり、それぞれ特徴が違っているのが良いですね。何度かチャレンジし、3種類までは倒すことができました。

 準備に時間がかからず、1プレイも20分程度と、ほんとに手軽に遊べる感じ。ワーカープレイスメントの入門や、ちょっとした気分転換に良い感じのゲームだと思いました。