久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/諸諸感想・レビュー等

「精霊幻想記」

 母を失い、スラムで苦しみに耐えながら生きていた少年。日本人だった前世を思い出し、また精霊の加護を受け力を手に入れた少年は、前世と現世、二つの記憶と思いを抱きながら、様々な出会いと試練を経て成長していく……といった感じの物語。

 オーソドックスなライトファンタジーといった感じの作品でした。主人公が非常に冷静な性格をしていることもあってか、物語全体がどこか落ち着いた感じがしていて……派手さには欠けるところがありますが、見ていて何となく居心地が良かったです。

 大勢のヒロインが登場する作品でもあり……人数が多すぎて、一人一人の描写が若干薄くなってしまっていたようなのはちょっと残念。主要ヒロインがようやく全員登場したところで、最終回を迎えてしまった感じですが……ちょっとすっきりしない終わり方になってしまっていたように思いました。アニメでもこの続きが見たいですね。