久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「ボヘミアン・ラプソディ」

 テレビ放映されたものを視聴。

 天才的なボーカルとステージパフォーマンスで活躍し、バンド「クイーン」の中心的存在でもあったフレディ・マーキュリー。だが、その人気と名声が高まる一方で、彼は自身の性愛に悩み、孤独感に苛まれてしまう。そして彼は、破滅的な道を進んでいってしまうことになるのだが……といった感じのお話。

 実在するボーカリストフレディ・マーキュリーの伝記映画であり、音楽映画でもある作品。最愛の人との別れや仲間との衝突、名声にひかれて群がってくる強欲な人間たち……富では埋められない孤独に苦しめられ、ほとんどどん底に落ちながらも、再び立ち上がって大きなステージに挑むフレディ・マーキュリーの姿が、感動的に描かれていました。もちろんあくまで映画として作られた物語であり、実際の出来事とは大分違っているようですが……それがわかっていても、クライマックスのライブシーンには興奮させられてしまいますね。ほんとに圧巻のステージでした。

 物語と共に流される「クイーン」の曲の数々。洋楽に詳しくない私でも、一度は聞いたことのある曲ばかりで……改めて、「クイーン」の存在の大きさと影響力を知った気持ちにもなりました。