久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/諸諸感想・レビュー等

「86-エイティシックス-」

「86-エイティシックス-」第2期最終回。
 人権を奪われ、兵器の一部として無人兵器「レギオン」と戦うことを強要されていた少年兵たち。最後の任務を乗り越え、別の国に辿り着いた彼らだったが、そこもまたレギオンとの戦いが続く地であり……少年兵たちは、再び戦場に戻ることを決意する……といった感じのお話。
 少年兵たちの過酷な戦いの物語であり……第2期は、主人公の魂の再生と、再会の物語でもありましたね。多くの仲間の死を背負い、残酷な戦争の中で魂が擦り切れそうになっていた主人公が、それでも共にいてくれる戦友や、気持ちに寄り添ってくれる人々の存在もあり、自分を取り戻していく。そしてその先で手に入れる、ささやかな幸福の瞬間……彼らの戦いはまだ続きますが、一つの区切りとして、とてもきれいな終わり方だったと思います。
 アクションシーンも見応えがあり、微笑ましくユーモアが感じられるシーンもあって……とても良い作品だったと思いました。