テレビ放映されたものを視聴。ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のサスペンス映画。
ある夜、連続殺人犯が女性を殺害するところを目撃してしまった主人公。その殺人犯に襲われ、橋から落ちてしまった主人公は、相貌失認となってしまう。人の顔を見分けることができなくなってしまった主人公は、果たして殺人犯の魔の手から逃れることができるのか……といった感じのお話。
相貌失認となったことで、恋人や友人の顔も見分けることができなくなってしまった苦しみ。そして、確かに犯人を見たはずなのにその顔を思い出せず、殺人犯が側にいるかもしれないのにそれも分からなくなってしまった恐怖。当たり前の日常が失われ、人と接する度に怯える主人公の姿がひどく痛ましかったです。
連続殺人犯の動機等、犯人についてはもう少し説明が欲しかった気もしますが……作品全体の雰囲気は悪くなかったと思いました。
サスペンスとして、結構楽しめました。