久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「天王寺さんはボドゲがしたい」第2巻

 女子高生たちのボードゲームコミック、第2巻。
 クラスメートの天王寺ユリアを一方的にライバルのように思っている少女、南森ゆき。ユリアの意外な素顔を見たことをきっかけに、ボードゲームの世界に足を踏み入れたゆきは、ボードゲームをするための部である「海外文芸部」に入部することになる。そこでゆきは、部の先輩やユリアたちと、また新しいボードゲームを遊ぶことになるのだが……といった感じの展開。
 登場キャラクターのやり取りや表情の変化が楽しくて面白く……そして、真剣にボードゲームを遊び、それを楽しんでいる彼女たちの気持ちが伝わってくるのがとても良い感じでした。
 推理ゲームに協力ゲームと、1巻で出てきたゲームとはまた違ったボードゲームが登場し……ボードゲームと一口に言っても、多くの種類があり、ゲームごとに違った魅力があることが分かるようになっているのも良かったです。
 読んでいると、自分もボードゲームで遊びたくなってきてしまいますね。「ザ・マインド」は一応持ってはいるのですが……イベントで一度、その企画用の特殊ルールで遊んだことがあるだけなので……いつか正式なルールでちゃんと遊んでみたいですね。
 楽しいコミックでした。