テレビ放映されたものを視聴。
殺人の濡れ衣を着せられ、ギアナへ送られることになってしまった主人公。囚人の人権など存在しないそこで、過酷な日々を送りながらも、主人公は脱獄することを諦めずに生きていくのだか……といった感じのお話。
実話に基づく作品とのこと。強制労働や独房への幽閉、更には裁判も無く行われる処刑。人権を奪われ、死んでも誰にも顧みられることのない囚人たち。今の先進諸国ですら、一昔前には人権保護とは程遠い行いを平然と行っており……でも、現代はほんとにそれらが改善されたと言えるのかと、改めて考えしまったりもしますね。
映画としては……割とあっさりした感じというか、全体的に控えめな演出の作品だったように思います。主人公と、最後まで彼の助けとなった男。二人の男の絆の物語でもあったように思えました。