祖母の旅館で働くことになってしまった少女、緒花の物語、完結。
1話では、実写ドラマに近い雰囲気と設定の物語かと思いましたが、話が進むにつれて、アニメならではの個性的な面々のやり取りが楽しいお話になっていったように思えます。
旅館のトラブルに真面目に対峙するお話や、変なお客に振り回されるお話。緒花の恋愛や、修学旅行や学園祭等学生らしい青春話。2クールたっぷりと、いろいろなお話が見られたのは良かったですね。最終話に至る頃には、緒花だけでなく、喜翆荘やそこで働く人たちにも愛着を覚えるようになり、だからこそ最後の閉館と、いつかまたの約束は感動的でした。最終話は本当にきれいにまとめられたと思います。
若干癖のある台詞回しや展開が多いので、ちょっと人を選びそうなところはありますけれど……それでも良いアニメだったと思います。
しかし……これで、なこちや結名ともお別れかと思うと寂しいですね。2クールだとキャラへの愛着も深まるだけに、終わりを余計寂しく感じてしまいます。
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アニメは終わりですが、ドラマCDが発売されるようですね。
ラジオCDも。最近はインターネットラジオが当たり前になっているので、どのアニメもラジオ番組を持つのが普通になっているような気もしますね。90年代末の声優ブームの頃と比べると、地上波のアニラジはさすがに減りましたが、それでもインターネットによって、番組数自体は昔よりもはるかに多くなっているようにも思えます。