久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

2024-01-01から1年間の記事一覧

「呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変」

「呪術廻戦」テレビ第二シリーズ。 五条悟と夏油傑の過去編である「懐玉・玉折」と、呪術師・呪詛師・呪霊の凄絶な戦いが描かれる「渋谷事変」の二部構成。 「懐玉・玉折」は、五条悟と夏油傑、二人の黄金時代とも言える青春の煌めきと、それが失われ過去の…

「ノブナガ先生の幼な妻」第5巻

最終巻。 最後の最後に織田信長と対峙し、事件を終わらせ……残るべきものは残り、去るべきものは去っての完結、といった感じの展開でした。 ちょっとエッチなハーレムラブコメではあるのですが……登場キャラクターが皆どこか理性的で、暴走しすぎないよう抑制…

「グリッズルド」ソロプレイ

第一次世界大戦のヨーロッパで、総動員命令で戦争に駆り出されることになってしまった村人たちの生き残りをテーマにしたカードゲーム。拡張セットにソロプレイ用ルールがあったので、それでプレイしてみました。以下の説明、感想は、ソロプレイでのものにな…

「ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」

ブラック企業で働き、心身ともに追い詰められていた主人公。ゾンビ・パンデミックによって会社から解放された彼は、どうせゾンビだらけの世界になってしまったのだからと、悔いのないようにやりたかったことを叶えていこうとするのだが……といった感じのお話…

「ケンブリッジの哲学する猫」

ケンブリッジ大学へやってきた猫と、彼女を相棒にした古代数学史の研究者。一匹と一人を中心に、大学の研究者たちの姿を描いた物語。 ちょっと変わった感じの、不思議でユニークなお話でした。 挿し絵も可愛い。 ケンブリッジの哲学する猫 (ハヤカワ文庫 NF …

「僕の心のヤバイやつ」第2期

自分の殻に閉じこもりがちで、捻くれた想像ばかりしていた少年、市川京太郎。明るく人気者で、モデルの仕事もしている少女、山田杏奈。ひょんなことからお互いを意識し始めた二人を中心に描かれる、中学生たちの青春ラブコメ。 純粋な思春期の少年と少女が、…

「そーどあーと☆おんらいん。」第2巻

「ソードアート・オンライン」のギャグ4コマ。第2巻は、「フェアリィ・ダンス」編。 パロディ4コマなので、当たり前ではあるのですが……原作の展開等を知らないと、ちょっとわかりにくい感じではありますね。 今読むと、すごく懐かしい気持ちになったりも…

「ジャックと天空の巨人」

テレビ放映されたものを視聴。童話、「ジャックと豆の木」を題材にしたファンタジーアクション映画。 邪悪な巨人たちが住む天空まで届く豆と、その巨人を従える力を持った王冠。その力を利用しようとする者の企みに巻き込まれた主人公は、王女を救うために巨…

「虚構推理」第2巻

伝奇アクション+ミステリー、第2巻。 鋼人七瀬の元になったアイドル、七瀬かりんの死亡事故に関する話と、もう一人の主人公である桜川九郎の異能についての話と。事件についての情報や登場人物の設定を明かす説明回。今後の展開のために、下地を整えている…

「エス」

鈴木光司さんの代表作とも言える「リング」シリーズの一作。 主人公が分析を依頼された、ある男が自殺する様子を撮影したと思われる動画。その動画を調べるうちに、やがて隠されていた様々な秘密と、主人公との関わりが明らかとなっていくのだが……といった感…

「ノブナガ先生の幼な妻」第4巻

明智光秀が加わっての第4巻。この手のラブコメらしく、女体化。 登場キャラクターが総じて変わり者でありながら、良識や常識も一応持っていて……そのためか、変態的でも、不思議といやらしすぎない感じがしますね。 ユニークで、ちょっと変わったラブコメと…

「ブロコポリス」ソロプレイ

カードに描かれたイラストを繋げていく、カードゲーム。ソロプレイもできるということで、遊んでみました。 場にスタート団地カードを置き、手札から出した団地カードをそこに繋げていきます。団地カードに描かれている建物と道路については、必ず繋がるよう…

「終末のワルキューレⅡ」

人類の存亡をかけて行われる「神VS人類最終闘争(ラグナロク)」……神々と人類のタイマン勝負十三試合。その戦いを描くバトル作品。第二期では、第四試合から第六試合までが描かれていました。 神々も人類の英雄たちも、作品独自の設定や解釈が付け加えられて…

「Sweet Home」第2巻

「まんがタイムきらら」で連載されていた4コマコミック。2巻完結。 弟のことを特別に思っている姉二人と、弟の許婚と言って押しかけてきた少女。四人の関係を中心に描かれるラブコメ作品。 全体的に、描写が大人しく、控えめな感じのラブコメでした。姉二…

「いいんちょ。」第5巻

中学生メガネ学級委員長たちを中心にした、学園コメディ。作者さんの好みがたっぷり詰まったコミックですね。 第5巻は、文化祭とその片付け。 ちょっととぼけた感じのやり取りや小ネタが楽しい作品でした。 いいんちょ。 5巻 (ガムコミックス) 作者:秋風 白…

「精神科にできること 脳の医学、心の治療」

精神病とその治療をする精神科についての、入門書的解説本。 平易な文章で読みやすく、基礎的な知識を得るには良い本だと思いました。 まだまだ偏見も多い問題で、正しい知識を広めるのは難しいなぁと思ったりもしました。 精神科にできること 脳の医学、心…

「まじかるストロベリィ」第10巻

最終巻。 植物の妖精と、そのご主人様となった人間を中心に描かれる、ほのぼの現代ファンタジー。4コマ。 キャラクターたちのちょっととぼけたやり取りが温かく、そして楽しい作品。 最後、少しシリアスな展開もありましたが、その後はしっかり大団円。めで…

「イン・ザ・メガチャーチ」

日経新聞夕刊で連載されていた、朝井リョウさんの小説「イン・ザ・メガチャーチ」が、先日、最終回を迎えました。 最近のいわゆる「推し活」を題材にした作品。娘との関係や、自分が今までの人生でしてこなかったことについて悩みながら、推し活を仕掛ける仕…

「まほマほ」第1巻

人助けをする変身魔法少女「まじかる☆ほっぷ」が活躍する街。その魔法少女と関わりのある少年、弾には、密かに気になる女の子、小毬がいるのだが、彼女にも実は普通ではない事情があって……といった感じのお話。 純粋でキュートな少年少女の、ちょっともどか…

「真・聖竜伝 2」

冴木忍さんのライトファンタジーシリーズ、最終巻。 望まぬまま、帝国の後継者としての道を歩まされるラトキス。彼を助けるために帝国に向かったシンたちは、予期せぬ事態に巻き込まれていくのだが……といった感じの展開。 いろいろな事情があったためか、全…

「てんぷる」

女にだらしない父のような人間にならないために、寺で修業をして煩悩を消し去ることを望む主人公。だが訪れた寺には女性しかおらず、しかも廃寺寸前の訳ありな様子で……といった感じのお話。 ちょっとエッチなラブコメ作品。サービスシーン多めで、一昔前のラ…

「さつきコンプレックス」第3巻

「まんがタイムきらら」で連載されていた4コマコミック、第3巻。 可愛い女の子にしか見えない兄と父親に振り回される男の子のお話。 若干、下ネタが多い感じではありますが、コミカルで可愛いやり取りが楽しい作品でした。 さつきコンプレックス 3巻 (ま…

「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」

ゲーム会社で働きながら、自分が思い描くようなゲームの仕事ができないことに悩んでいた主人公。ある日、不思議なお店で入手した古い成人向けPCゲームを開封したところ、彼女は20世紀の秋葉原へタイムスリップしてしまうのだが……といった感じのお話。 ちょ…

「原獣文書」第9巻

なるしまゆりさんの描く、SF冒険譚。 次巻完結ということもあり、確かに終局へ向かっている感じの展開でした。最後に何やら、大仕掛けのクライマックスがありそうな感じですが……。 第9巻発売日は2021年春で、帯の文章によると、「16年ぶりの続巻」と…

「進撃の巨人 The Final Season」

「進撃の巨人」アニメ版、完結。原作コミックの方は、最終巻発売当時に読了しているのですが……改めてアニメ最終回を見終えると、ほんと感無量ですね。 サードシーズン終盤以降、壁の外の世界や巨人の秘密が明かされていき、同時に主人公たちが置かれた立場の…

「おまもりひまり」第10巻

全編バトルの第10巻。 コミカルな描写もありますが、クライマックスとなる戦闘が続いていることもあり、ずっとシリアスなお話。 悲劇的な展開もあり……基本的に守られている立場だった主人公の少年が、意地を見せるシーンもありました。 戦い自体は、次巻で…

「中国全省を読む地図」

中国の全省、自治区等についての入門書的解説書。各地の特徴等について、一通り解説されています。 2001年発行の本なので、データ等は古いものですし、中国の視点による解説ではありますが……日本人には馴染みの薄い地方等について、改めて知るきっかけと…

「ゴブリンスレイヤーⅡ」

「ゴブリンスレイヤー」テレビアニメ第二期。 ゴブリンたちの襲撃を受けて不利な状況で戦う羽目になったり、小さな旅が思わぬ冒険に発展することになったり……ファンタジーTRPGのシナリオを彷彿とさせるようなお話が多く、テーブルトークRPG好きとして大変楽…

「ラブライブ!サンシャイン!! マルのヨンコマ」第1巻

「ラブライブ!サンシャイン!!」Aqoursの国木田花丸を中心にしたお話。 同じ題材で、4コマバージョンとコミックバージョンの二つが描かれているというのが、ちょっと珍しいですね。 花丸のお話らしく、全体的に穏やかで和やかな雰囲気。ちょっととぼけた…

5月11日に

5月11日は、友人たちとのゲーム会でした。遊んだゲームは、以下の三つ。 「ザ・ループTRPG」……友人のGMで。巨大な粒子加速器が存在する、架空の1980年代を舞台にしたジュブナイルSF・テーブルトークRPG。本来の主な舞台はスウェーデンなのですが、今…