流言とデマ……特に自然災害に関する流言飛語等について書かれた本。
自然災害が中心ですが、所沢ダイオキシン報道や、JCO臨界事故等による風評被害についても書かれています。
2001年発行の、ちょっと古い本ということもあり、掲載されている事例も前世紀のものばかりですが……過去に起きた出来事を振り返り、改めて考える材料とするのには良いのではないかと思いました。
最近の、SNSでのデマの拡散や、ディープフェイクの問題等を考えると……流言やデマ、それによる風評被害の問題はより深刻になるばかりであり……考えれば考えるほど、暗澹たる気持ちになってしまいますね……。