久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/諸諸感想・レビュー等

その他書籍

「ウイルスは生物をどう変えたか 進化の演出者・ウイルスの世界を探る」

ウイルスと共に進化してきた生物とその遺伝子の話。 語り口は易しく、イメージを助けるイラストや写真も豊富で、とても読みやすい本でした。 生命の進化、生物が自身の遺伝子を次の世代へ伝えていくということについて、考えさせられるところもありました。 …

「ペンパ全集 推理パズル1」

90年代末頃に発売されていた「推理パズル」本を再録したものとのこと。先日、本屋で偶然手に取って……面白そうだったので購入。少し挑戦してみました。 文章を読み、表の当てはまるものには○、当てはまらないものには×の印をつけていき、問いの答えを導き出…

「催眠の科学 誤解と偏見を解く」

「催眠」に関する入門書。催眠研究の大まかな歴史、催眠や暗示の実態と、期待されている活用法についてなど。 テレビのバラエティ番組等で、大げさな演出と共に描かれる催眠術。そういった番組の影響もあってか、催眠や暗示というものには、どうしても怪しい…

「アリアンロッド・リプレイ・ルージュ 2 ノエルと翡翠の刻印」

積み本消化。テーブルトークRPG「アリアンロッド」のリプレイ本。声優の力丸乃りこさんが、主人公のプレイヤーとしてゲームに参加されています。 ちょっと天然気味の力丸乃りこさんの言動やリアクション、GMや他のプレイヤーとのやり取りが楽しいリプレイで…

「戦争論」(多木浩二/岩波新書)

積み本消化。前世紀の本ですね……。 近代の戦争について、著者がその思いを語った本、といった感じでした。 個人的には、全体的にちょっと踏み込み足りない印象を受けてしまいました。第二次世界大戦で起きた悲惨な虐殺、冷戦、近代の新しい戦争……一冊の本で…

最近の買い物

久しぶりに、最近の買い物ネタ。 グリムトゥースのトラップブック〜すべてのロールプレイングゲームのためのゲームマスターエイド 作者: ポール・ライアン・オコナー 出版社/メーカー: 書苑新社 発売日: 2019/09/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商…

「すべてはネーミング」(岩永嘉弘/光文社新書)

積み本消化。かなり古い本ですが。 ネーミングについて、商品名を中心に書かれた本。商品名の移り変わりや、ネーミングの狙い、プレゼンについて等。 個人的に、ダジャレっぽい商品名は苦手だったりするのですが……そういった名前も、いろいろな考えや狙いが…

「ビギナーズ・クラシックス おくのほそ道(全)」

松尾芭蕉「おくのほそ道」の入門的解説書。現代語訳と本文、解説と雑学コラム等がコンパクトにまとめられています。「おくのほそ道」について、基礎的なことを知るのには、丁度いい本だと思います。 歌の善し悪しは、正直よくわからないのですが……その辺はや…

「はたして神は左利きか? ニュートリノの質量と『弱い力』の謎」山田克哉

積み本消化。かなり古い本ですが。ニュートリノに関する本です。 この手の科学書を読む度に思うのですが……物理学等に関する研究者の方々は、普通の人とはどこか違った世界が見えているのでしょうね。 私は科学があまり得意ではなかったこともあって……いくら…

「脳の老化と病気 正常な老化からアルツハイマー病まで」小川紀雄

老化や病気によって起きる脳の変化などについて書かれた本。90年代末に出版された本ですが……正常な衰えと病的な衰えの違い、症状の特徴など、改めて勉強できました。 パーキンソン病について特に紙幅が割かれている感じで……期待していた内容とは、ちょっと…

「ウエスト・ウイング」エドワード・ゴーリー

エドワード・ゴーリーの大人向けの絵本。 どこかの西棟(ウエスト・ウイング)の様子が描かれているのですが……一切説明はなく、ただどこか不気味な雰囲気の絵だけが描かれています。床に倒れた男の姿や、窓に浮かぶ謎の影や、床に走った亀裂や……説明がないた…

「愛は勝つ、もんか」姫野カオルコ

姫野カオルコさんのエッセイ。 男女関係に関するネタが多かったように思いました。結構ずけずけと言い切ってしまう感じですが、そこが小気味良かったり。 1994年発売の本の文庫版ということもあって、エッセイの中に出てくるドラマや歌も結構古いもので……

「ギャシュリークラムのちびっ子たち または遠出のあとで」エドワード・ゴーリー

先日展覧会に行ったときに購入。ちゃんと通して見たのは今回が初めてです。 アルファベットの名前順に、子供たちの悲惨な最期が淡々と描かれていきます。 独特のブラックユーモアみたいなものが感じられる、大人向けの絵本。残酷で悪趣味ではあるのでしょう…

「カルトか宗教か」竹下節子

カルトの問題について書かれた本。カルトの定義や見分け方等。宗教だけでなく、ニューエイジ思想や健康カルト等についても書かれています。 この本が出版されたのは、1999年。まだノストラダムスの予言が話題になっていた頃でしょうか? 80年代末頃か…

「萌えよ! 戦車学校」田村尚也(イラスト・野上武志)

戦車についての解説入門書。戦車の構造や種類、各国の戦車や開発の歴史等。 「萌えよ!」とタイトルに書かれていますが、女の子のキャラクターはショートコミックやまとめのときのイラストに出てくるぐらいで、解説は普通に真面目に書かれています。大半の写…

「知らないと損する 池上彰のお金の学校」池上彰

銀行、投資、保険、税金等……お金に関する様々なことを、易しく解説した本。 非常に読みやすく、わかりやすい本でした。経済ニュース等が苦手な人向けの、ほんとに入門書といった感じの本ですね。知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)作者: 池上彰…

「超発明博覧会 幻想メカニックガイド」司史生、原聖

18世紀から20世紀初頭までの時代に、フィクションの中で活躍した発明品や実際に作られた乗り物、考案された機械等を、イラストと共に紹介されています。海の乗り物に空の乗り物、車や戦車、月へのロケットやロボット等……ノーチラス号のような有名なもの…

「不愉快な現実 中国の大国化、米国の戦略転換」孫崎享

大国化していく中国と、それを意識している米国。国際情勢が大きく変化していく中、日本は現状をどう認識し、周辺諸国とどう付き合っていくべきなのかが説かれています。 丁度領土問題について騒がしい日が続いていることもあって、いろいろと考えさせられる…

「やさしい免疫の話」村山知博

ちょっと古い本ですが……免疫に関する雑学本。朝日新聞に連載されていた記事を加筆修正したもののようです。 遺伝子治療や臓器移植、予防接種や様々な病気の話等。免疫が関わる様々なお話。 一つ一つの記事が短く、読みやすい反面、ちょっと解説が物足りなく…

「性的唯幻論序説」岸田秀

男女の性関係について論じた本。人間は本能が壊れていて、性行為も動物と違って本能によるものではない。人類は皆不能であり、それを乗り越えるために性の幻想を生み出した……というような内容。 個人的には、あまり説得力を感じられませんでした。男女関係や…

「宗教世界地図」石川純一

積み本消化。 世界各地の宗教紛争や対立等を、地図とともに解説されています。各章が短くまとめられているので、読みやすくわかりやすいですね。ちょっと解説が物足りなく感じるところもありますが。宗教世界地図 (新潮文庫)作者: 石川純一出版社/メーカー: …

「神、この人間的なもの 宗教をめぐる精神科医の対話」なだいなだ

老境に達した二人の精神科医、一方は無神論者のB、もう一方はカトリックのT。古い友人でもあった二人が再開し、自分の精神科医としての人生を振り返りながら、宗教をめぐる対話をする、という内容。 宗教だけでなく、政治思想や愛国心も含めて、信仰や拠り…

「地図のファンタジア」尾崎幸男

地図や測量に関しての蘊蓄雑学本。歴史の流れを変えたかもしれない誤測。コロンブスの新大陸発見に関する話。「宝島」や「紅はこべ」等の小説に出てくる地図を、もし実際に作ろうとしたらどれぐらいの経費がかかったのかという話や、四色問題の話等。 小説に…

「電気発見物語 見えないものが、どのように明らかになったか」藤村哲夫

電気の発見と利用の物語。電気の発見から研究、様々な発明と社会での利用、現在に至るまでの歴史。 図や写真が豊富で、電気に関する研究や応用の流れを知るにはとても良い本だと思います。 電池の仕組みの解説等は、科学が苦手だとちょっと難しいというか、…

「ビギナーズ・クラシックス 竹取物語(全)」角川書店編

「竹取物語」の全現代語訳と原文、解説とそれに多数のコラムを載せた入門書。 訳文が中心の構成で、お話の全体を知ることができるのは良いですね。ただ解説が若干くだけすぎていて、また編者独自の解釈だと思われる箇所も多く、その辺ちょっと気になってしま…

「マンガ脳科学入門 心はどこにある?」アングス・ゲラトゥリ、オスカー・サラーティ

イラスト中心の脳科学入門書。マンガと書かれていますが、コマ割りの普通の漫画ではなく、大きなイラストによる解説といった感じです。イラストが豊富でわかりやすい内容ですが、章分けが少し曖昧で、ちょっとまとまりに欠けているようなところがあるのがマ…

「ウイルス進化論 ダーウィン進化論を超えて」佐川峻、中原英臣

積み本消化。突然変異と自然淘汰による生物の進化を否定し、ウイルスによって種を超えて運ばれた遺伝子が生物を進化させる、というウイルス進化論。ネットで少し調べると、あまり評判がよくないというか、正統な科学学説としては認められていないようですが…

「日本の刑務所」菊田幸一

日本の刑務所の問題、受刑者の人権を無視しているかのような処遇、人権規約が守られているとは言い難いその実態について、批判的に論じられています。 刑務所の秩序維持や受刑者の管理のために、厳しい規律等は必要でしょうけれど、だからといって虐待のよう…

「ビジネス版 悪魔の辞典」山田英夫

皮肉や風刺を込めたビジネス用語解説書。アンブローズ・ビアスの「悪魔の辞典」の発想で書かれたそうです。 上手いなぁと思えるネタもあれば、今一つのものも。無理にギャグをいれようとして、失敗しているものもあるように思えました。ビジネス版 悪魔の辞…

「世界紛争地図」松井茂

積み本消化。かなり古い本ですが……前世紀の本ですよ、もう……。 世界各地の紛争、衝突について、地図とともに説明された本。各章が短くまとめられているので、読みやすくわかりやすいです。 それにしても、世界はほんと火種だらけですね。いつどこで何が起き…