久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/諸諸感想・レビュー等

その他書籍

「ビジネス版 悪魔の辞典」山田英夫

皮肉や風刺を込めたビジネス用語解説書。アンブローズ・ビアスの「悪魔の辞典」の発想で書かれたそうです。 上手いなぁと思えるネタもあれば、今一つのものも。無理にギャグをいれようとして、失敗しているものもあるように思えました。ビジネス版 悪魔の辞…

「世界紛争地図」松井茂

積み本消化。かなり古い本ですが……前世紀の本ですよ、もう……。 世界各地の紛争、衝突について、地図とともに説明された本。各章が短くまとめられているので、読みやすくわかりやすいです。 それにしても、世界はほんと火種だらけですね。いつどこで何が起き…

「生命をあやつるホルモン 動物の形や行動を決める微量物質」日本比較内分泌学会

ホルモンについての解説書。魚や虫の変態や、動物の求愛行動等にかかわるホルモンについて、丁寧に説明されています。図や写真も豊富。多少、教科書的なところがあるので、人によっては退屈に感じてしまうかもしれませんが。生命をあやつるホルモン―動物の形…

「地球(ガイア)のささやき」龍村仁

積み本消化。映画「地球交響曲」の監督のエッセイ集。スピリチュアルやニューエイジ系のお話。 最近もパワースポットというものが話題になっているようですけど、90年代もいろいろ流行っていたなぁと、昔のことを思い出したり。「聖なる予言」なんて本もあ…

「日本の軍事システム 自衛隊装備の問題点」江畑謙介

少し古い本ですが。専守防衛戦略をとらざるを得ない自衛隊の装備が、果たしてその戦略に相応しいものなのかが検証されています。 装備の有用性や費用対効果等を検証しながら、繰り返し「国民一人一人の問題」であり、もっと国民が防衛問題に関心をもって考え…

「歴史にはウラがある」ひろさちや

歴史の雑学ネタ本。日本史中心で、海外ネタは少なめ。書名から想像されるような、「ウラ」事情のようなネタもあまりありませんでした。幕末の北海道の独立国の話等は、結構定番ネタですよね。 一つ一つのネタが短く、コラムのようにまとめられているので、気…

「世界の論争・ビッグバンはあったか 決定的な証拠は見当たらない」近藤陽次

宇宙論の入門書。古代の宇宙観から、現代のビッグバン論や定常宇宙論の論争に至るまでの、宇宙論の変遷についてまとめられています。全体の半分ほどが宇宙観・宇宙論の歴史、移り変わりについてなので、ビッグバン論の真否が中心になっているようなタイトル…

「ああ!! 女が日本をダメにする」安部譲二

積み消化。もう10年以上前の本で、文庫版も8年前の出版になりますが……この手の社会批判、マナー批判の内容は今も昔もあまり変わらないですね。昔の新聞等にもマナーの悪さを嘆く記事は載っていたそうですし、それこそ若者批判なんかは古代からあったらし…

「裁判官はなぜ誤るのか」秋山賢三

元判事の弁護士である著者が説く、日本の裁判の問題点と、冤罪や誤判が起きてしまう原因。あまり知られていない裁判官の日常生活や日々の仕事、それに今後改善していくための提言も記載されています。冤罪・誤判の具体的事件として、徳島ラジオ商殺し事件、…

「とある科学の超電磁砲 OFFICIAL VISUAL BOOK」月刊コミック電撃大王編集部編

短編アニメ収録のDVD目当てに購入。本自体は、主に過去の版権イラストを収録した内容で、主役4人のイラストが中心。アニメ全24話の各話解説も、短いですが収録されています。本当にイラスト中心のビジュアルブックで、読むところが極端に少ないのは好みが…

「シュレディンガーの猫は元気か サイエンス・コラム175」橋元淳一郎

科学雑誌「ネイチャー」「サイエンス」に発表された論文をもとにした、科学コラム。人間の話題から始まって、生命、地球、物理学に宇宙、数学と、いろいろな話題が載っています。 ちょっと古い本ですが、ネタの宝庫といった感じの、楽しい科学コラム集でした…

「障害者は、いま」大野智也

積み消化。かなり古い本ですが。障害児の教育や、雇用、生活の中での問題、解決していくべき課題について書かれています。 データが豊富なので、この本が発売された80年代末と現在を比べ、どういったことが改善され、また放置されているのかを考える役に立…

「世界の面白ジョーク集」世界のジョーク研究室

ジョーク集というか、1,2ページでまとめられた掌編、ショートショート集といった感じ。大笑いするジョークではなく、くすりと笑えるネタ。息抜きには丁度良いですね。 状況説明が余計に感じるものも少しあって、文章に一工夫欲しいと思うときもありました…

「日本語練習帳」大野晋

押入れの整理をしていたら出てきた本。積ん読リストを見たら、まだ未読だったので消化。発売当時、結構話題になった記憶があります。 さすがに時間がなくて、問題はやっていませんが……普通に読むだけでも、普段意識していない日本語の表現を考えさせられ、勉…

「国際連盟 世界平和への夢と挫折」篠原初枝

国際連盟の26年間の軌跡をまとめた本。その成立から解散までをまとめるとともに、欠点や限界を認めつつも、国際連盟が果たした役割や成果を再評価されています。 読みやすく、かつ丁寧にまとめられていて、非常に勉強になる本でした。資料も豊富。 二次大…

「日本の経済 歴史・現状・論点」伊藤修

明治から現在までの日本の経済の流れを振り返り、現状の問題点と今後の展望を語った本。 経済史については平易な書き方でわかりやすく、勉強になると思います。ただ、ときどき著者の歴史観等、脇道に逸れるような意見が書かれているのが気になりました。また…

「日本の壊れる音がする 今なら、まだ間に合う!」島田晴雄

少し前の民主党の政策を中心に、日本の政治を批判し、今後の指針を述べた本。 バラマキ政策への批判等、著者の主張には頷ける点もあるのですが……不必要に相手を貶めるような表現があったり、国民の意見を勝手に代弁してしまっている部分があったり、また現代…

「国際テロネットワーク アルカイダに狙われた東南アジア」竹田いさみ

アルカイダの誕生と活動の変遷、東南アジア進出の過程、それに関わる東南アジアのテロ組織等についてまとめられた本。 書かれている内容の正確さに賛否あるようですが……社会に巧みに入り込んでくるテロ組織への対応の難しさや恐ろしさというものは、充分に伝…

「中国という世界 人・風土・近代」竹内実

書名通り、中国の人、風土、そして近代について論じた本。家族制度や、中国の地勢、近代の上海等について論じられています。 話題が広いためか、若干まとまりの悪い印象を受けました。文章自体は読みやすく、図や写真も豊富でわかりやすいのですけれど。政治…

「政策論争のデタラメ」市川眞一

環境・エネルギー、医療、教育、郵政改革、政治・行政の五つの問題について、今までの政策論争に対して疑問を呈し、データから現状分析をした上で新たな提言を述べたもの。エコブームや医師不足等、当たり前のように奨励されたり、または批判されていたもの…

「IMF(国際通貨基金) 使命と誤算」大田英明

IMFの成り立ちと、これまでの融資方式、プログラムの問題等について論じられた本。批判よりではありますが、IMFの設立から現在に至るまでの流れ、問題点、これからの展望がよくまとめられていて、IMFについて基本的なことを知るには良い本だと思います。専門…

「政治のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ」池上彰

ちょっと古い本ですが。 日本の政治についての入門書で、本当に基本的なことが図説入りでわかりやすく書かれています。中学生ぐらいでも充分読み解ける内容で、政治が苦手な人でも読み進めていけると思います。ぼかした書き方での政治批判はちょっと余計かな…

「パンデミックとたたかう」押谷仁、瀬名秀明

昨年の新型インフルエンザのパンデミックを中心に、新型インフルエンザの特徴や対策についての対談をまとめたもの。現在のパンデミックの対策や、一人一人の意識、マスコミの報道等の問題についても語られています。2009年のパンデミックの際、自分も無…

「オバマ大統領 ブラック・ケネディになれるのか」村田晃嗣、渡辺靖

少し古い本ですが。対談形式で語られる、アメリカ政治のこれまでとこれから。 前半はオバマ大統領の経歴や選挙での言動に触れながら、アメリカの政治や選挙の特質、過去の大統領の特徴、アメリカの人種や地域に関する問題等が語られています。後半は、オバマ…

「国際金融入門 新版」岩田規久男

国際金融の入門書ですが、よくあるビジネス書と比べると難易度は高め。文章自体は平易なのですが、イメージがなかなか掴みにくくて。わかりやすい図説等が多いわけでもないので、あまり知識のない自分にとってはちょっと厳しかったです。いずれ再読したい。…

「Truth In Fantasy 剣豪 剣一筋に生きたアウトローたち」草野巧

積み消化。剣豪と呼ばれた人物を紹介した本。 小説等フィクションで扱われることの多い宮本武蔵や佐々木小次郎等はある程度知っていますが、各流派の流祖についてはまるで知らなかったので、勉強になりました。 それにしても、昔の人の名前は読み難い……時代…

「政治家失格 なぜ日本の政治はダメなのか」田崎史郎

少し古い本ですが。 政治記者を勤めてきた著者の視点から分析され、語られる、現在に至るまでの政治家たちの姿。政治論ではなく政治家論といった内容で、注目されているのはあくまで政治家としての振るまいやその生き方となっています。日本の政治システムや…

「日本の情報機関 知られざる対外インテリジェンスの全貌」黒井文太郎

少し古い本ですが。 内容は日本の情報機関の紹介と分析、北朝鮮の弾道ミサイル・工作船事件やハニートラップに関しての考察等。平易な文体でわかりやすく、入門書としては良い本だと思います。 国内に多くある情報機関の紹介は、その多さと、似たような名称…

「国際政治学をつかむ」村田晃嗣、他

国際政治学についての入門書的テキスト。近現代の国際政治の歴史から、最新の課題、今後国際政治学を学ぶための指針まで。 読みやすくわかりやすいテキストでした。各章、各ユニットが短めにまとめられていて、図説も多く、気負わずに読めるのは良いですね。…

「できるポケット+ クラウドコンピューティング入門」小林祐一郎&できるシリーズ編集部

最近よく話題になっているクラウドについて、実際のサービスを中心に紹介した本。Google、Windows Live、アップルやソニーのサービス、セールスフォース等。実際にサービスに加入する流れも書かれています。昨年度の本なので、ちょっと内容は古めになってし…