久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/諸諸感想・レビュー等

「色づく世界の明日から」

 魔法が存在する世界を舞台にした現代ファンタジー

 色を認識することのできないヒロインが、祖母の魔法によって、祖母がまだ高校生だった頃の時代に送られて……そこで得た友人たちとの交流により、自分を取り戻し、成長していく……というお話。

 上品なファンタジーアニメでした。登場人物が基本的にみんな善人の、優しい世界。あの青春模様には、少し憧れてしまったりもしますね。

 最後は少し切なくも美しい終わり方。落ち着いた雰囲気の、良い作品でした。

 

色づく世界の明日から Blu-ray BOX 1

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色づく世界の明日から Blu-ray BOX 2

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色づく世界の明日から Blu-ray BOX 3

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「RErideD -刻越えのデリダ-」

 ロボット兵器のバグの秘密を知る科学者の主人公。それ故に命を狙われた彼は、事故から冷凍睡眠装置に入ってしまい……兵器が暴走した後の未来で目を覚ます。意識が過去に戻る現象に巻き込まれながら、主人公は事態を打開しようと行動を続けるのだが……というお話。

 個人的には、あまり楽しめなかったというのが正直な感想です。意識が過去に戻る現象により、歴史を修正するという設定が、今一つ生かされていなかったような気もしますし……。

 ちょっと残念でした。

 

 

「ゴブリンスレイヤー」

 幼い頃の悲劇からゴブリンを憎むようになり……ゴブリンを刈り続ける「ゴブリンスレイヤー」となった男の物語。

 悪辣なゴブリンと、ゴブリンを刈るために作戦を練り、容赦なく殺していくゴブリンスレイヤー。その冒険の様子は、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」や「トンネルズ&トロールズ」など、昔のファンタジーTRPGのプレイを思い出させるようなものでしたね。

 火攻め水攻め粉塵爆発……昔のTRPGのプレイヤーは、ほんといろいろやりました。ただ昔のゲームでは、初期のPCはそれほど強くなくて、武器もちゃんとそろえられないこともしばしばで……GMの用意するダンジョンも意地悪なものが多かったですからね。ヒーローのような活躍はそうそうできず、ちゃんと作戦を練らないと生き残ることすら難しい。ゴブリンスレイヤーのような戦い方は、ある意味必要に駆られてのことだったわけです。このアニメは、そんなTRPGの冒険を思い出させてくれるかのようでした。

 そういったTRPG的な要素以外でも……ヒロインたちは皆可愛く、アクションシーンには迫力があって、見どころの多い作品だったように思います。

 良いアニメでした。続編が製作されたら、是非見たいですね。

 

 

ゴブリンスレイヤー」のテーブルトークRPGも発売されていますね。一応、近々遊ぶ予定です。

 

 

 

「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」

 先日、新宿武蔵野館で見てきました。株の高速取引を題材にした作品。

 投資会社に勤めるアントンは、従兄弟のヴィンセントに半ば強引に誘われて退職し、彼と共にニューヨークとカンザス光ファイバーで結ぶプロジェクトに参加する。そのプロジェクトが成功すれば、株の高速取引で多大な利益を得られるはずなのだ。進路上の土地を買い、工事を続け、プロジェクトは順調に進んでいくかと思えたが……アントンが勤めていた会社の妨害など、様々な障害が立ちはだかる。果たしてプロジェクトは成功するのか……というお話。

 無謀でも、夢と希望を抱くことができたプロジェクト。だが様々な問題が生じ、プロジェクトの行く末に暗雲が垂れ込め、その実現が危ぶまれ……それでも多額の投資を受けている以上、やめることはできず……追い詰められていく主人公たちの姿が何とも哀れであり、見ていて胸が塞がる思いでした。よくアメリカンドリーム、みたいなことが言われますが……成功した人たちの陰には、やはり失敗し、中には破滅した人たちだっているわけで……その闇の部分を見せられた気分でした。

 最後、すべてが終わり……解放された主人公たちの姿に、却ってほっとさせられました。大きな利益を求めて、より速くより速くと動き続けていく世界。でも、その速さから降りるという選択肢があってもいいのではないかなぁと思ったりもしました。

 

「サラブレッド」

 先日、新宿シネマカリテで見てきました。二人の少女の友情(?)と、その果ての一つの事件を描いたサスペンス映画。

 裕福な暮らしをしながらも継父を疎み、問題を抱えている少女、リリー。再会した幼なじみのアマンダに、その内心を見透かされ……衝突し合いながらも、二人の関係は続いていく。そして彼女たちは、リリーの継父を排除するための犯罪計画を実行しようとするようになるのだが……というお話。

 見ていて何とも言えず不安になり、居心地の悪い気分にさせられる作品でした。登場人物全員、その内心がなかなか読み取れず……そこが不気味に思えたりもしました。

 最後はどう解釈すればいいのか……彼女らの心情、正直ちょっと、まだ理解できていません。

 主人公たちと同じ年頃の女性が見たら、どんな思いを抱くのか……ちょっと感想を聞いてみたいと思ったりもしました。

 

「ザ・ゲーム」拡張「オン・ファイア」ソロプレイ

 数字が書かれたカードを、ルールに従って場に全部置くことを目指すカードゲーム「ザ・ゲーム」。今回、拡張カード「オン・ファイア」を入れて、ソロプレイで遊んでみました。

 通常の「ザ・ゲーム」では、数字を昇順に置く場と、逆に降順に置く場、ルールに従えばどの場にカードを置いていくかは自由に決められるのですが……「オン・ファイア」の青い拡張カードを場に置いた場合、次の手番が終了するまでに、その拡張カードの上に必ず他のカードを置かなければいけなくなってしまいます。この拡張カードのせいで、ただでさえ難しい「ザ・ゲーム」の難易度が更に上がってしまうことに。十回以上チャレンジしていますが……未だクリアできておりません。カード枚数残り十枚ぐらいまでは、何とかいけるのですが……。

 チャレンジは続けていくつもりですが、クリアまでは遠そうです。完全勝利は無理っぽい気も。ソロプレイでもこれだけ難しいのですから、ちゃんと複数人で遊んだ場合は、更に難しくなりそうですね。

 

ザ・ゲーム第2版 完全日本語版

ザ・ゲーム第2版 完全日本語版

 

 

「ザ・ゲーム」も、いろんなバリエーションがありますが……「エクストリーム」とか、クリアできた人、いるのでしょうか?

 

ザ・ゲーム:エクストリーム 完全日本語版

ザ・ゲーム:エクストリーム 完全日本語版

 
ザ・ゲーム:フェイス・トゥ・フェイス 完全日本語版

ザ・ゲーム:フェイス・トゥ・フェイス 完全日本語版

 
THE GAME オバケやしきのすうじのアクマ

THE GAME オバケやしきのすうじのアクマ

 
クワンチャイ・モリヤ版 ザ・ゲーム 完全日本語版

クワンチャイ・モリヤ版 ザ・ゲーム 完全日本語版

 

 

「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第一章」

 先日、友人たちと新宿ピカデリーで見てきました。テレビシリーズ「銀河英雄伝説 Die Neue These」の続編。テレビシリーズ終盤、銀河帝国領に侵攻したものの罠にはまり、窮地に陥った自由惑星同盟軍。その戦いの顛末と、その後の銀河帝国内での陰謀劇などが描かれています。

 常勝の英雄ラインハルトとその旗下の名将たちの戦いぶりや、劣勢の状態で軍をまとめ窮地を脱する不敗の魔術師ヤン・ウェンリーの奇策など……前半は戦記モノの楽しさが堪能できました。

 その後の、銀河帝国内での陰謀劇……貴族たちの策謀と、それに相対するラインハルトの振る舞いは、歴史小説の面白さ。時代が大きく動いていく様子がしっかりと描かれていて……ほんとに歴史の一幕を目撃しているような気分になりました。

 私が原作小説を読んだのは高校生の頃のこと。もう20年以上前のことになり、大分話を忘れていることもあって、新鮮な気持ちで見ることができました。第二章の公開も楽しみですね。

 

 

 テレビシリーズも見返したくなりました。