飛空艇による冒険をテーマにした、一種のデッキ構築ゲーム。ソロプレイもできるということで、遊んでみました。
ゲームで使用するカードは、全部で4種類。毎ラウンド山札から引いてデッキに加えていくことになる、冒険する空の状態を表現した「空域カード」と、ゲーム中増減する「ギア」でコストを支払って購入する、冒険中に遭遇した敵や島等を表現した「島カード」、場に並び、自分のマーカーを置いてアクションを選択する「ガジェットカード」と、「ギア」でコストを支払って購入し、様々な効果が利用できるようになる「設計図カード」。このうち「空域カード」と「島カード」によって、自分のデッキを構築していくことになります。
ゲームの各ラウンドは、空域カードの山札からカードを引く「空域発見フェーズ」、自分のマーカーをガジェットカードに置いてアクションを選択する「プロットフェーズ」、デッキからめくったカードのコストの支払いに使用する深青石を補給する「補給フェーズ」、デッキをめくって探検を進めていく「探検フェーズ」、ギアでコストを支払って島カード・設計図カードを購入する「発見フェーズ」、探検後のカードや捨て札をシャッフルして自分のデッキに戻す「ラウンド終了フェーズ」、の順番で進行していきます。
プロットフェーズで選択するガジェットカードには、島カードや設計図カードの購入の他、デッキからめくったカードの効果を強化したり、デッキの上のカードの内容を確認したりする等様々なアクションがあり、対応するフェーズでその効果を利用することができます。また1~2人プレイでは、ラウンドによって「禁制マーカー」が移動し、そのマーカーが置かれているガジェットカードは選択できなくなります。
探検フェーズでは、自分のデッキのカードをめくり、補給フェーズで補給した深青石でコストを支払うことで、めくったカードの効果を利用することになります。基本的には、島カード・設計図カード購入の際のコストの支払いに使うギアを入手することになりますが、敵との遭遇のようにダイス判定を行うものや、勝利点カードのようにただ深青石が消費されるだけのものもあります。深青石でコストが支払えなくなるか、デッキが尽きたところでこのフェーズは終了となります。
設計図カードは大きく分けて、ゲーム中様々な効果を利用できるようになるものと、ゲーム終了後の勝利点を増やすものの2種類あります。
ゲーム自体は、空域カードの山札が尽きたところで、最後のラウンドを行って終了。自分のデッキに加えられた、勝利点が記載された空域カード・島カードによる点数、設計図カードの効果による点数、余ったギアによって計算される点数、それらを合計し、もっとも勝利点が高かったプレイヤーが勝者となります。
ちょっと変わったプレイ感のカードゲームでした。
どういう順番で島カードを購入し、ゲーム中どのようにデッキを構築していくかが大事なゲームではありますね。ゲーム前半はコストの支払いに利用するギアを増加させるカードを中心に購入し、後半では勝利点となるカードを多く入手していく、というのが基本的な考えになるかと思います。
設計図カードは結構強力な効果を持つものがあるので、序盤に有利なカードを入手しておくと、ゲームの展開がほんと楽な感じになりますね。多人数プレイでは、それらカードの奪い合いになる感じになりそうにも思えました。
ソロプレイでは、妨害要素が、ガジェットカードが選択できなくなる禁制マーカーぐらいということもあってか、難易度はそれほど高くないようにも思えました。初めてのプレイでもかなり高得点を取れてしまいましたしね。他のプレイヤーとの競争、カードの奪い合い等が発生しそうな複数人プレイの方が、やっぱり面白いゲームになるのだろうなぁと思ったりもしました。
カードのイラストは素晴らしく、空の大冒険感を味わえる雰囲気となっているところはとても良かったと思います。