少し古い本ですが。専守防衛戦略をとらざるを得ない自衛隊の装備が、果たしてその戦略に相応しいものなのかが検証されています。
装備の有用性や費用対効果等を検証しながら、繰り返し「国民一人一人の問題」であり、もっと国民が防衛問題に関心をもって考えるべきと訴えているのが印象的でした。確かに、日本では防衛や軍備について無関心の人も多く、語ることがタブーとされているような雰囲気もありますからね……ほんとはいけないことなんですけどね。目を背けても国同士の衝突がなくなるわけではないのですから。
- 作者: 江畑謙介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/03/19
- メディア: 新書
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