ゆうきりんさんの「モンスターハンター」三冊目。狩りでの意見の対立から、パーティを抜けて自分がリーダーになろうと考えるジーグと、ジーグが抜けたことで自分のやり方が間違っていたのだろうかと悩むエルメリアの二人。若者らしい悩みと成長がしっかりと描けていて、好感が持てる作りでした。
個性豊かなハンターが新たに登場するのも楽しい。前巻ではちょい役だったヴィヴィーも、今回はしっかり出番があります。
ただ、全体的に駆け足気味というか、あっさり目の印象。もうちょっと書き込んで欲しいと思うところもあったりしました。クライマックス部分も簡単に終わってしまいますしね。
- 作者: ゆうきりん,コヤマシゲト
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2005/06/20
- メディア: 文庫
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