久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「パシフィック・リム」

 先日夏季休暇で休んだ日に、新宿で見てきました。私は割と映像に酔いやすいので、2D字幕の方で。評判の良い3D吹き替え版の方にも少し惹かれたんですけどね。
 巨大ロボット対巨大怪獣、その大迫力の戦いをたっぷり堪能できる映画ですね。巨大ロボットのギミックは格好良く、巨大怪獣はほんとに恐ろしく。手に汗握る戦いが楽しめます。
 個人的に難点を上げるとすれば……もう既に多くのブログ等で言われていることですが……ロボットや怪獣のデザインが結構似ているため、それぞれの個性がわかりにくいところがあることでしょうか。海上・海中・夜間の戦闘が中心で、そのため画面が暗くて細部が見えにくくなってしまっていることもあって、余計ロボットや怪獣の違いがわかりづらく思えてしまったり。そこだけが少し残念でしたね。
 それでも、大迫力の戦闘が楽しめる面白い映画でした。日本のロボットアニメや特撮が好きな人が作ったことがよくわかる作品で、それらが好きな人なら見て損はない映画だと思います。劇場の大画面で見てこそ迫力を堪能できる作品なので、興味のある方は公開が終わる前に是非劇場へ。
 ……邦画ももう少し頑張って欲しいなぁと思ってしまったりも。平成版ガメラ3部作はしっかりした作品で楽しめましたし、撮れないことはないと思うのですけどね……。

パシフィック・リム (角川文庫)

パシフィック・リム (角川文庫)

 ノベライズと関連書籍等。おもちゃも発売されているみたいですね。