久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「第41回イエサブゲーム体験会inアキハバラ」

 5月3日、伊藤美来さんのミニライブを見学した後、秋葉原まで足を延ばして参加してきました。まぁ、水道橋からなら二駅ですぐですからね。
 今回遊ばせて貰ったゲームは、以下の五つ。
「ヨコドリJewel」(NSGクリエイト):場に並んだ宝石カードを取り合い、その得点を競うというゲーム。宝石カードを取る際は、数字の書かれた手札を出して狙う宝石カードを指定するわけですが……宝石カードを手に入れることに成功すると、しばらくその数字カードは使えなくなったり、他のプレイヤーと狙う宝石カードが重なると、自分が持っていた宝石カードを横取りされてしまうことがあったりして……思うようにいかないもどかしさが楽しいゲームでした。ルールがわかりやすく、短時間で繰り返し遊べるのもいいですね。
「ジュリアーノ王子の貢ぎ物」(久遠堂):王子の結婚を成功させるために、お姫様の求めるネックレスを皆で作って貢ぎましょう、という協力ゲーム。プレイヤーは金貨を使って予め宝石を買っておくのですが、ネックレスに使われる宝石の種類やその数、内訳はお姫様の気紛れ(ダイスの出目)で決まるため、序盤は思うようにネックレスが作れず……お姫様の機嫌がどんどん悪くなっていくのに、皆であたふたするのが面白い。上級ルールでは「勝利点」の要素が加わるため、協力するか、協力するふりをして他のプレイヤーをどう利用するか……みたいな駆け引きが楽しめるみたいです。上級ルールでも遊んでみたいですね。
「サムライソウルフード」(創作集団タルヲシル株式会社):場に出たカードに書かれた料理を、プレイヤーの手札のカードを使って作ろう、という感じのゲーム。出したカードの効果によって、プレイヤーが得られる点数が変わり……最終的にはその得点を競う感じになるみたいです。パーティーゲームで、皆でわいわい騒いで遊ぶのに良い感じですね。イギリスの料理は……というのはお約束。
「ジャンドイッチ」(しのうじょう):パン屋を題材にしたカードゲーム。カードで役を作って点数を得て……最終的にその得点を競うゲームになります。他のプレイヤーが捨てたカードを買って役を作ることもできるのですが……狙ったカードがなかなかそろわず、その辺のもどかしさも楽しいゲームでした。私は割りと優柔不断で、途中で狙っていた役を変えてしまったりもしたのですが……そうするとやっぱり上手くいきませんね。一度目的を定めたら、ぶれずに狙っていかないとダメだなぁと思ったりしました。
「スターライトステージ」+拡張カードセット(シュレディンガーゲームズ):イベントをこなし実績を得て、手持ちの新人アイドルを成長させていく、というゲーム。成長したアイドルやこなした仕事が点数となり、最終的にその得点を比べて勝敗を決めます。カードに描かれたアイドルたちが皆可愛く、とても華やか。ゲーム自体はやり応えがあり、どの仕事をこなすか、どうアイドルを成長させるか、いろいろと悩まされました。繰り返し遊んでみたくなりますね。
 今回遊ばせて貰ったゲームは、5月14日の「ゲームマーケット」で発売されるみたいです。