祖国でクーデターが起きたことでパスポートが使えなくなり、入国することも出国することもできず、空港に閉じ込められてしまった男のお話。それでも男はニューヨークに行くため、空港の中で生活しながらひたすら町に行ける日を待ち続けるわけですが……。
状況の不自然さがどうにも気になってしまい、映画の中に入っていくことができませんでした。主人公が言葉の通じない周囲の人々と、それでもコミュニケーションをとりながら、空港の中で生活していく姿はユーモラスなところもあって面白かったのですけど。でも引っかかるところもいくつかあって。無理やりいい話にしようとしている気もしてしまいましたし。
見ていて退屈はしませんでしたけど、どうも細かいところが気になってしまう映画でした。
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