体育祭のイベントと、各ヒロインに焦点を当てたエピソードと。
ゲームのイベントをうまく取り入れつつ、細かいところでマンガならではのネタやフォローを入れているのが非常に上手いです。コミカライズのお手本ですね。コロコロ変わる表情やコミカルなデフォルメも可愛いです。特に陽菜と白。
ショートケーキの話は、元ネタは雑誌の体験版のおまけのはずですが、コミック版に入れられるとは思ってもいませんでした。原作の理解度高いですね。アレンジも上手いですし。
お話の方は、まだ温かい学園生活が中心ですが、少しずつ不穏な伏線も張られたりしていて。今後の展開は、瑛里華トゥルーが基本なんでしょうね、やっぱり。「夜明け前より瑠璃色な」と違って、瑛里華トゥルーでないと問題が解決しませんし。
どのような展開にしろ、児玉さんなら安心して続きが待てますね。
FORTUNE ARTERIAL (2) (角川コミックス・エース 135-9)
- 作者: 児玉樹
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/01/10
- メディア: コミック
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でも主人公の穏やかな表情にはなかなか馴れない……児玉さんの目つきの悪い主人公に馴れすぎているので。