録画しておいたものを視聴。有名な割りにちゃんと見たことはなかったので、改めて。
息抜きを求めて街へと抜け出した王女様が市民の男と出会い、一日だけ普通の時間を楽しみ、男と惹かれあい、でも身分違い故に最後にはわかれ、自分の役目をまっとうしようとする。今では王道と言われる物語、まさにその元祖ですね。
物語の導入や、取り巻く人々の姿など、現代の物語と比べると描き方が非常に丁寧。台詞は割りと控えめで、直接的な言葉よりも何気ないやり取りや表情の変化で感情を見せようとしているように思えました。最後の記者会見でのやり取りとか、素直に上手いなぁと思わされます。
ローマの名所を廻るのは一種の観光案内のようで、まだ海外旅行が当たり前でなかった時代、これを見た人は本当に憧れたんだろうなぁと思ったりも。
古い映画ですが、丁寧に描かれた物語を楽しむことができました。今見ても、オードリー・ヘプバーンは本当に綺麗ですね。
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