録画しておいたものを視聴。
妻を殺され、自分も犯人に襲われたことで10分程度しか新しい記憶を保てなくなった男の話。男はメモや写真、刺青に新しく得た情報を記録し、犯人を捜し出して復讐しようとするが……。
犯人らしき男を殺すことに成功した結末から、逆に描かれていくお話。主人公のおかれた状況を伝えるように、10分程度ずつ描かれては時間を遡っていくという構成が面白いです。主人公同様、見ているこちらも、今の状況が、そこに至るまでの経緯がわからず、目の前で話している人物が誰なのかもわからず戸惑ってしまう。疑問を抱きながら見続け、そのとき得た情報が後にひっくり返ったりもして。集中して見てないと混乱しそうな内容で、自然と映画の中に引き込まれていきます。
最後まで興味深く見られましたが、結末の真相も含めて、人を選びそうな作品でもありました。私個人は結構好きな結末なんですけれど。
- 出版社/メーカー: 東芝デジタルフロンティア
- 発売日: 2006/06/23
- メディア: DVD
- 購入: 4人 クリック: 139回
- この商品を含むブログ (270件) を見る