「真夏のオリオン」

　録画しておいたものを視聴。
　二次大戦末期、日本海軍の潜水艦と米駆逐艦の対決を描いた映画。冒頭を除けば、政治思想や反戦イメージを全面に出すこともなく、純粋な娯楽映画としているのは良かったと思います。若い潜水艦艦長と、ベテランの米駆逐艦艦長の、知力を尽くした対決。戦争映画としては、戦場での死があまり描かれていないのが物足りない気もしますけれど。戦場での緊迫感が足りないというか、あまりにキレイすぎるというか。潜水艦艦長と特攻隊員との衝突、人間ドラマもあっさり目で。
　それでも、娯楽映画としては充分楽しめました。

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