録画しておいたものを視聴。19世紀間近のアメリカの、郊外の村で起きた連続殺人事件。被害者は皆首を持ち去られ、犯人は首なし騎士だと噂される事件を解決するために、科学信奉者の捜査官が村に派遣されることになるのだが……。
科学とオカルトの狭間で揺れ動いていくお話かと思ったら、割と早い段階でオカルト寄りの真相がわかってしまうのは、ちょっと予想外でした。
暗くグロテスクだけれども、同時に美しくも見える幻想的な映像が印象的。この映像美だけでも、見る価値はあると思います。
過去のトラウマから、科学信奉者というか、懐疑主義者のようになってしまった気弱な捜査官の描写も良いですね。ユーモラスでありながらも、どこか物悲しくも思える臆病さ。これは彼の心の再生の物語でもあるのだなぁと思いました。
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