録画しておいたものを視聴。題名だけは誰もが知っている、ウェルズの古典SF小説の映画。
恋人を殺されてしまった主人公は、恋人を救うためにタイムマシンを開発し、過去を変えようとする。だが過去を訪れても恋人の死という結果は変えられなかった。主人公は過去を変える方法を見つけるために、今度は未来へと向かうのだが……。
なんというか、ごく普通のSF映画になってしまったような……SFの道具が状況を作り、思いがけない展開に主人公が戸惑い、状況を受け入れそこでの問題を解決しようとする。そして終盤のアクション展開……王道ではあります。
恋人を救おうとしていた物語の導入部分と、中盤以降の未来でのお話が、きれいに繋がっていないような印象も。登場人物の心情等が充分に描写されないまま、お話が先に進んでいってしまうようで、どうにも感情移入しづらいところもありました。
タイムマシン自体のデザインと、時間移動の描写は良かったです。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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