久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「博士の異常な愛情」

 テレビ放映されたものを視聴。正式なタイトルは、「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」。スタンリー・キューブリック監督作品。有名な作品なので、見たことはなくても、タイトルだけは知っているという人も多いかと思います。私もそうでしたが。
 一人の米国将軍の狂気の暴走によって、米ソ核戦争開戦の危機に陥ってしまい、そして……という内容。
 登場人物全員、どこか間の抜けたところのある感じで……世界の終わりがブラックユーモアたっぷりに描かれています。でも、ただのブラックジョークとは思えないところもあって……21世紀になった今でも、絵空事と笑えない怖さがあるようにも思えました。
 いろいろと考えさせられますね。