テレビ放映されたものを視聴。
巨大な壁に囲まれた場所で、共同生活を営む少年たち。記憶をなくし、自分の名前しか思い出せない彼らは、出口を求めて、壁の向こうの迷路の探索を続けていく。だがそこには、恐ろしい敵がいて……という物語。
テンポよく進んでいくお話で、結構楽しめました。少年たちの苦しみや不安などの心情描写も、丁寧に、でもしつこくならない程度にきちんと描けていましたし。アクションシーンも良い感じでした。
迷路の仕掛け自体はちょっと物足りなく、もう一工夫欲しいと思ってしまいましたけれどね。最後に明かされる真相も、今一つ。
不満点もありましたが、気楽に見られる娯楽映画としては、結構良かったと思います。
三部作らしいので、続編もいつか見てみたいですね。