「マギアレコード」テレビシリーズ最終章。
神浜市が特殊な状況となった経緯と、環いろはの妹の存在が消えてしまった理由……それらの真相が語られると共に、多くの魔法少女たちの最後と、その悲劇の後も生きていく少女たちの姿が描かれていました。
誰かを助け、ある種の望みを叶えた末に消えていく者もいれば、自分の弱さにのまれ、魔女と化してしまう少女もいて……少女たちの悲痛な思いと、切ない最後が描かれていくのは、「まどか☆マギカ」らしいなぁと思いました。
いくつもの別離を受け入れた後に……ままならない世界で、それでも手を取り合って生きていこうとする魔法少女たちの姿には、希望を感じさせられるところもありましたね。いつかは「魔法少女まどか☆マギカ」本編へと収束されていくことになる、消えていく宿命を持った「外伝」の物語……それでも、今ここで描かれた少女たちの思いも大切で尊いものなのだと、思わせてくれる最後でした。
良い作品だったと思います。原作ゲームの方も、ちょっとやってみたくなりますね。
「魔法少女まどか☆マギカ」本編の続編、その公開も楽しみです。