「罪滅し編」第3巻。原作ゲームでは、この辺から賛否が大きく別れ始めたはずですが。
で、確かに賛否別れるお話だと思いました。原作ゲームのときにも思いましたけど。「鬼隠し編」の真相にしろ、疑心暗鬼に捕らわれたレナの気持ちにしろ、少し無理があるように思えてしまうので。レナの言動に関しては、「鬼隠し編」のときの圭一の思い込みを強調して伝えるのが狙いだとは思うのですが。真相の伝え方、その後の仲間との会話、その辺りもちょっと表現が大げさで、感情移入しづらいところがあります。原作ゲームのときには、それほど感じなかったのですが、マンガで読むと、少しね。圭一の過去を、レナが責めるところは好きですけど。
些細な誤解やすれ違いが重なって、どんどん事態が悪化していく様子は上手いと思いました。緊迫感がうまく維持されていますし、続きが読みたいと思わされます。
残り1巻。最後をまとめるのは難しいと思いますが、圭一とレナの対決シーンは期待してます。
- 作者: 竜騎士07,鈴羅木かりん
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2007/12/22
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 72回
- この商品を含むブログ (85件) を見る