よく新聞に、後継者探しの問題の記事が載る昨今ですが。
伝統芸能や会社内の専門職に限らず、町を見渡せば、決して遠くの問題ではないんだなぁと気づかされます。
ここ数年、馴染みのお店が何件か閉店していっているのですが。売上不振ばかりでなく、後継者不在のため店を閉める、というケースも少なくなかったりします。蕎麦屋とか、和菓子屋とか。人も入っていて、売れていて、人気もあるけど、後に続く人がいない。閉店したあと、知っている人は皆「なんで?」と驚き、理由を聞いて、「じゃあ仕方ないのか」と寂しそうにつぶやく。そんな光景を、ここ数年何度か見てます。
寂しいものですが、でもほんと、こればっかりは「仕方ない」と、そう思うしかないんでしょうね。自分がそっちの道に入っていくわけでもない以上、それしか言えないです、ほんとに。
私の自宅付近は割りと下町っぽいところで、まだ結構古いお店が残っていて、商店街の力も強い方ではあります。ですので、まだ恵まれている方なのかな、と思うこともありますが。
今あるお店が長く続いてくれることを祈りたいです。
……そう言いつつ、疲れているとついコンビニやスーパーに頼ってしまうわけですが。
ダメですね……。