録画しておいたものを見ました。
ファンタジーでドラゴンというだけで、かなり評価は甘めになる私ですが……それでも導入部が今ひとつきれいに運ばれていないのは気になりました。騎士ボーエンがドラゴンを恨む理由が、ボーエンの勘違いというか思い込みというのがすぐわかってしまうので、どうも説得力に欠けるところがあって。
悪役であるアイノンの印象も弱いです。そのせいで、あまり盛り上がらないまま終わってしまった気がします。ドラゴンのドレイコの決意も、ボーエンの行動も、重みに欠けてしまってますし。
それでも、ボーエンとドレイコのユーモアのあるやり取りは結構好きですが。村人に対して一芝居打つところは、ユーモアファンタジーらしい作り。それに、僧侶も良いキャラでしたね。前半のとぼけた振る舞いと、後半の活躍は良かったです。