久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「ひぐらしのなく頃に 語咄し編 コミックアンソロジーEX」7巻

「語咄し編」7冊目。「ありがとう」「雪渡し編」「圭一の告白タイム編」の3本収録。
「ありがとう」は本編終了後の、梨花と羽入の話。別離を描いたエピローグとしては良い雰囲気でした。
「雪渡し編」は、運命と戦うことを諦めた梨花への罰ゲームの話。運命に打ち勝った理想の世界で、1週間過ごすことになった梨花は……語られていないifのお話を、うまく描いていると思いました。
「圭一の告白タイム編」は完全なギャグ作品。様々な世界での圭一のヘタレ振りとその末路。好き嫌い分かれそうで、個人的にこの手のノリは最近苦手だったりします。締めがこれっていうのもどうかと……。