少し前の民主党の政策を中心に、日本の政治を批判し、今後の指針を述べた本。
バラマキ政策への批判等、著者の主張には頷ける点もあるのですが……不必要に相手を貶めるような表現があったり、国民の意見を勝手に代弁してしまっている部分があったり、また現代の若者等については思い込みから批判してしまっていたりもして、そういった点で説得力を欠いてしまっている印象を受けました。
自分の思想信条を伝えようとするあまり、言葉がきつくなってしまうことは、まぁ仕方ないことではあるのですけどね。
- 作者: 島田晴雄
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2010/06/04
- メディア: 単行本
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