久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「プシュケの涙」柴村仁

 一人の女子高生の死を巡るお話。校舎の窓から飛び降り自殺をした少女の死の謎を解こうとする少年と、自殺の目撃者として彼の調査に巻き込まれてしまう少年。ミステリ風の青春物語。
 高校生らしい未熟さや不器用さ、それ故の残酷さが印象的なお話でした。

プシュケの涙 (電撃文庫)

プシュケの涙 (電撃文庫)

プシュケの涙 (メディアワークス文庫)

プシュケの涙 (メディアワークス文庫)

 メディアワークス文庫版も出てるんですね。私が読んだのは、電撃文庫版の方ですけど。