久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

2月4日に

 2月4日秋葉原で、友人たちとテーブルトークRPGで遊びました。
 今回のGMは私で、システムは「オーサカMOON」。「オーサカMOON」で遊ぶのは、丁度20年ぶりになりますね。個人的に「オーサカMOON」のシステムは結構好きです。「トーキョーNOVA」のクルードだと簡単すぎますし、かといってテクニカルは初めての人には難しいように思えますし。「オーサカMOON」のクルテクMOONは、その中間といった感じで、遊びやすいと思うんですよね。
 で、今回のシナリオは……オーサカMOONの様々な企業・組織が共同で出資し、不可侵・非戦の条約を結んだ高級マンション。安全なはずのそのマンションが突然襲撃を受け、それぞれの事情によりそこに住んでいるPCたちは、否応なく身を守らなければならなくなってしまう……という内容でした。
 久しぶりに「オーサカMOON」で遊びましたが……王道のファンタジーRPGと違い、PCがパーティを組んでおらず、それぞれ違う意思・目的で動くサイバーパンクのゲームは、やっぱり難しいですね。シナリオには書いていたものの、情報を処理しきれずカットしたシーンがあったり、どうしても出番が減ってしまうPCがいたり……終盤尻すぼみのようになってしまったのも、個人的には反省点の一つ。やっぱり大きなクライマックスを用意したかったですね。
 GMとして反省点はありますが……それでもプレイヤーに楽しんで貰えたようなので何より。次回がありましたら、またよろしくお願いします。

 それにしても、ツクダ版の「トーキョーNOVA」が発売されてから、もう20年以上経ちますが……今でもしっかりヴァージョンが重ねられ,サポートが続いているのはすごいですよね。同じ世界設定でこれだけ長く、そしてしっかりサポートが続いている国産TRPGというのは、ほんと珍しいと思います。