久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「サラブレッド」

 先日、新宿シネマカリテで見てきました。二人の少女の友情(?)と、その果ての一つの事件を描いたサスペンス映画。

 裕福な暮らしをしながらも継父を疎み、問題を抱えている少女、リリー。再会した幼なじみのアマンダに、その内心を見透かされ……衝突し合いながらも、二人の関係は続いていく。そして彼女たちは、リリーの継父を排除するための犯罪計画を実行しようとするようになるのだが……というお話。

 見ていて何とも言えず不安になり、居心地の悪い気分にさせられる作品でした。登場人物全員、その内心がなかなか読み取れず……そこが不気味に思えたりもしました。

 最後はどう解釈すればいいのか……彼女らの心情、正直ちょっと、まだ理解できていません。

 主人公たちと同じ年頃の女性が見たら、どんな思いを抱くのか……ちょっと感想を聞いてみたいと思ったりもしました。