テレビ放映されたものを視聴。チャールズ・チャップリンのモノクロ・サイレント映画。非常に有名な作品ですが、ちゃんと見たのは今回が初めてになります。
ひょんなことから赤子を拾い、育てることになってしまった男性。貧乏ながらも赤子の世話をし……やがて成長した子供と男性の間には、確かな絆が結ばれるようになっていた。そんな二人の近くに、互いに素性は知らぬまま、子供の本当の母親が現れて……といった感じのお話。
人々の大げさな振る舞いややり取りが面白く、男性と子供の触れ合いが温かい人情喜劇。少し切ないシーンもありながら……最後は善行が報われる気持ちの良いエンディングで、古い作品ですが最後まで楽しんで見ることが出来ました。
喜劇の古典ということで……現代の作品でパロディのように扱われる笑いのネタ、その原型を見たような感じでもありました。そういう点では、勉強にもなりました。