第2回小説大賞受賞作のコミカライズとしては2冊目。「嘘塗し編」「りかさとうぉーず」「地獄のかぁいいレッスン」の三本を収録。
「嘘塗し編」は悟史が目覚めた後、それを見舞う詩音の話。一応本編のその後を描いたということなんでしょうか? 手堅くまとめられてますね。「ひぐらし」らしいお話でもあり、本編補完としては良いのではないでしょうか。
「りかさとうぉーず」は沙都子と梨花がケンカするお話。ケンカの原因、二人が意地をはってしまった理由など、こちらも手堅く作られています。良い雰囲気。一番二時創作らしいかも。
「地獄のかぁいいレッスン」は、レナの「かぁいい」授業。ドタバタギャグ。個人的にはちょっと苦手な感じでした。ギャグは好みが分かれますね。
総じて、お話がきちんとまとまっていて読みやすいのですが、目新しいものはなかったという印象でした。悪くはないんですけどね。
ひぐらしのなく頃に 語咄し編 コミックアンソロジーEX.第四集 (ガンガンコミックスアンソロジー)
- 作者: スクウェア・エニックス
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2008/06/21
- メディア: コミック
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