「CLANNAD オフィシャルコミック」８巻

　ついに完結。汐との旅行、父親との和解の後、汐の病気と光の玉の奇跡。展開はアニメとほぼ同じですが、幻想世界の解釈はコミック独自のものでしょうか？　アニメとちょっと解釈が違うような気がします。
　終盤、風子の話はまるまるカットされていて、朋也と杏のやり取りや汐との生活もあっさり目。最後はちょっと駆け足気味でしたね。最後の方の展開は、アニメの方が丁寧だったと思います。ただ、奇跡の後、汐の運動会にことみや智代たちも応援に来ているというエピローグは良かったです。
　細かいところで気になった点はありますが、まぁそれは好みの問題で。ギャルゲを原作としたコミックの中では、しっかり時間をかけて丁寧に作られた良作だと思いました。