録画しておいたものを視聴。
突如ヨハネスブルクに現れた巨大宇宙船。中にいたのはエビを彷彿とさせる姿をしたエイリアンたち。難民の彼らは、空中に浮かぶ宇宙船の下に作られた居住地域で生きていくことになるが、その地区はスラムと化し、問題が多発していた。問題解決のため、新たに作られた居住地域への移転、エイリアンたちの立ち退き作業が始まろうとする中、計画の現場責任者に抜擢された平凡な男は、謎の液体を浴びてしまったことでエイリアンへと体が変化していってしまうのだが……。
現実の差別や隔離政策等を皮肉ったと思われるSF映画。冒頭と最後がドキュメンタリー風の演出になっていますが、全編その演出で描いた方が、風刺映画としては面白いものになったような気も。
エイリアンのデザイン、体がエイリアンに変わっていってしまう男の様子、銃撃戦やエイリアンの兵器によって死んでいく兵士たちの姿……等、グロテスクな描写もありますが、でも同時にどこかユーモラスなものが感じられたりもしますね。最初は気持ち悪いとしか思えなかったエイリアンにも、終盤には愛嬌を感じるようにもなったりもしますし。
少し苦めで、この後の展開をいろいろ想像できるラストは良。
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