久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/諸諸感想・レビュー等

「屍人荘の殺人」

 先日、池袋HUMAXシネマズで見てきました。今村昌弘さん原作のミステリー小説の映画です。ネタバレしないよう気をつけてはいますが……まだ見ていない方は、ご注意下さい。

 自信満々に事件に首を突っ込んではそれを解決したりしなかったりする青年、明智恭介と、気弱なワトソン役の葉村譲。二人は、事件に首を突っ込んではそれを解決してきたという美少女、剣崎比留子の誘いを受けて、サークルの合宿に参加することになる。そして訪れたペンションで、三人は思いもよらない事件に巻き込まれることになるのだが……というお話。

 王道の館もののミステリーですが、そのシチュエーションを作るための設定が非常に独特で面白い。もちろんただ突飛なだけの設定というわけではなく、その状況だからこそ成立するミステリーになっているのが良いですね。

 コミカルな登場人物たちのやり取りと、ブラックユーモアたっぷりの描写も楽しい。漫画のキャラクターみたいなヒロインを違和感なく演じられている主演の女優さんも、素晴らしかったです。その振る舞いがほんとすべて可愛かったです。

 とても楽しい作品でした。

 

屍人荘の殺人 (創元推理文庫)

屍人荘の殺人 (創元推理文庫)

 

 

 原作小説も読んでみたくなりますね。