久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「ゴーストバスターズ」

 テレビ放映されたものを視聴。主役四人を女性に変えた「ゴーストバスターズ」のリブート作品。

 ある屋敷の霊の調査を依頼されたことをきっかけに、かつて共に霊に関する著書を発表した研究仲間と再会することになる主人公。屋敷を訪れた彼女らは、そこで本物の幽霊と遭遇し……そして、再び霊と対峙する人生を歩んでいくことになるのだが……といった感じのお話。

 ゴーストバスターズ誕生編とも言えるお話でしたね。様々な霊と遭遇し、彼らに対抗するための道具の使い方を学びながら、少しずつ仲間としての意識も育んでいく……といった展開。いきなり活躍できるわけではないというところが現実的で、描写も丁寧だったと思うのですが……反面、娯楽作品としては今一つ盛り上がりに欠けるお話になってしまっていたように思いました。最後の対決も割とあっさりした感じでしたし。

 昔の「ゴーストバスターズ」は2作とも好きな作品だっただけに……本作に限っていえば、物足りなかったというのが正直な感想。でも、昔の作品にはなかった様々な道具の描写は楽しく、続編で彼女らの活躍が描かれるのなら、見てみたいと思えました。