ショートショートを一本、脱稿しました。某所への投稿用で、本日郵便局に持っていきました。結果が分かるのは夏ぐらいでしょうか？ うまくいってくれるといいんですけどね。
この作品、全体の描写や物語の流れ、オチなどは割と悩まずに書けたのですが、一箇所非常に手間取ったところがありまして。作品の中で、ちょっと専門用語の解説をしなければならないところがあったのですが、そこに一番時間を取られました。たった２行だったんですが、そこだけ５，６回は書き直してます。
なんでそんなに書き直さなければならなかったかというと、手元の参考文献の説明とどうしても似てしまい、自分の文章になかなかならなかったからです。著作権の関係上、そのまま書き写すなんて真似は当然できませんし、かといってあまりに説明が違いすぎると、本来の意味を伝えることができなくなってしまいますし……ちゃんと自分の文章での解説にするまでに、非常に時間がかかってしまいました。
この辺りの匙加減には、いつも悩みますね。その点、論文やレポートはある意味楽だと思います。どうしても自分の言葉にならないときは、引用のルールに則って書き写せばいいわけですから。でも小説だと、そんなことはできません。まさか文章中で、ここからここまで引用、なんて書くわけにはいかないわけですし。
専門用語を自分の言葉で解説できないのは、ちゃんと理解できていないから……そう言う意見もあって、そしてそれは事実だと思います。その点でも、私はまだまだ修行不足ということですね。
色々頑張らないといけませんね、ほんとに。
