なぜか8月発売と思い込んでいたので、本屋で見つけたときはちょっと驚きました。
『ARIA The NATURAL』13,14,15話の元になったお話が収録されているわけですが、コミックスで読み返してみると、「自分ルール」は原作ではすごくあっさりしたお話なんですよね。普通にやったらアニメの1話には満たない分量なわけですが、アニメスタッフはうまくお話を膨らませていたと思います。こういった原作のアレンジは、アニメ版『ARIA』のスタッフはほんとに上手だと思います。不満なのはアルくんの扱いぐらいでしょうか。原作『ARIA』2巻収録の、「星の謳声」を削ったことはちょっと恨んでいたりするので。きのこ鍋だけ別のエピソードに入れられても……というか、SF設定はみんな嫌い?
話を9巻に戻すと……この巻で一番好きなのは、「お月見」のお話ですね。藍華の表情の移り変わりがすごいかわいいし。少女マンガみたい。このお話はアニメでちゃんとやって欲しいですね。
そういえば、第二期の最終回にはどのエピソードをもってくるんでしょうね? 第一期の最終回は、現実の年末とシンクロさせて、「アウグーリオ・ボナーノ」をアレンジしたお話をもってきたわけですが。あの終わらせ方は本当に素晴らしかった。第二期の最終回も、うまくやってくれることを期待してます。
- 作者: 天野こずえ
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2006/07/10
- メディア: コミック
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