九月分感想

　昨日消えてしまったので、手短に感想を。積ん読本が混ざっているので、新刊ばかりではありませんが。

未来日記 (1) (角川コミックス・エース (KCA129-5))

　ストーカーヒロインの描写で有名なバトルロワイヤルもので、戦うのは十二人の予知能力者たち。その予知能力が、各人が携帯につけていた日記の延長にあるもので、日記の性質によって知ることのできる情報もそれぞれ違っているというのが面白い。でも見所は、やっぱりストーカーヒロインの描写。ヤンデレ系は、狂気が仄見えるときが一番かわいいと思います。
　予知能力の設定には少し疑問もあるけど、勢いのあるストーリーはすごく楽しいので、このまま突っ走っていって欲しいです。

かんなぎ 1 (REX COMICS)

　力を失った産土神と霊感の強い少年との、同居型コメディ。コミカルメインですが、土地の「ケガレ」を祓うという伝奇的設定もあって、シリアスシーンもあったりします。間の取り方が絶妙。おまけまんがも楽しい。ほんと、センスいいです。
　ところで、「AIR」のアンソロの頃から武梨えりさんのファンなのですが、「TYPE-MOON」以外の作品集って出ないんですかね？　出たら買うのに……。

ながされて藍蘭島 (8) (ガンガンコミックス (0661))

　女性だけの島に流れ着いた少年のお話で、設定はよくあるハーレムもの。でもお話はちゃんとギャグマンガにしてあるので、そっちの設定はあまり気になりませんね。来年アニメ化らしいですが、テレ東は無理だと思います。少なくとも夕方はダメだろうなぁ……。

ぴよぷー★生活 2 (ゲーム・フィールドコミックス)

　TRPGエッセイコミック。アンケートの「好きなダイス」のところを読んでいて、そういえばTRPG始めたばかりの頃、１００面ダイスに一種の憧れを持っていたことを思い出しました。千円ぐらいするんですよね。今でもちょっと欲しい。