久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「スレイヤーズすまっしゅ。3 ねちゃねちゃの季節」神坂一

 唐突に「スレイヤーズ」が読みたくなって、でも既刊は押し入れにしまってあってすぐには取り出せず、どうしようかなと思っていたところに都合よく新刊が発売。で、久しぶりに神坂一さんの「スレイヤーズ」を読みました。
 収録作5本中、ナーガの出番があるのは一本のみ。そのせいか比較的大人しめの印象もありますが、それでも、ちょっとずれた登場人物たちのボケと軽妙なやり取りは、昔の「すぺしゃる」とまるで変わらず、とても懐かしい気持ちになりました。「烈閃槍(エルメキア・ランス)」とか「振動弾(ダム・ブラス)」とか、魔法の名前も懐かしい。あとがきのノリも相変わらずです。
 この「すぺしゃる」のノリの映画がまた見たいと思ったりも。テレビシリーズ新作がちょっと前に放映されていましたし、劇場版新作も作れると思うのですが……。