久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「アンジュ・ガルディアン2 惨劇の聖夜」年見悟

 ずっと積み本にしてしまっていたものを消化。
 クリスマスのパリで起きる、惨劇の物語。
 16世紀のパリの様子等、楽しめる描写もあったのですが……登場人物が多すぎるためか、今一つ全体のまとまりが悪くなってしまっているように思いました。主人公のマリーと事件の黒幕の関係性も弱く、そのためクライマックスの盛り上がりも今一つで……主人公のマリーに絞ってお話を作った方が、もっと良い作品になったのではないでしょうか。