ずっと積み本にしてしまっていたものを消化。
クリスマスのパリで起きる、惨劇の物語。
16世紀のパリの様子等、楽しめる描写もあったのですが……登場人物が多すぎるためか、今一つ全体のまとまりが悪くなってしまっているように思いました。主人公のマリーと事件の黒幕の関係性も弱く、そのためクライマックスの盛り上がりも今一つで……主人公のマリーに絞ってお話を作った方が、もっと良い作品になったのではないでしょうか。
アンジュ・ガルディアン〈2〉惨劇の聖夜 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 年見悟,椋本夏夜
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2002/01
- メディア: 文庫
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