久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「甲鉄城のカバネリ」最終話

甲鉄城のカバネリ」最終回。
 中盤までは文句なしに面白い作品だったのですが……最後はちょっと駆け足気味の展開で、描写不足の点も多かったように思います。最後の敵となる美馬の魅力も今一つだったような……。
 カバネに支配された世界、要塞都市である「駅」とそれを結ぶ甲鉄の列車……という設定はとても魅力的だったと思うのですけどね。1クールという話数が、やっぱり一番の問題だったのではないかなぁと思ったり。最低2クールないと、列車で仲間と共に旅をしていく、その面白さはちゃんと描けませんよね。
 いろいろともったいない作品でした。世界の状況は変わらず、一人の敵を倒しただけで終わってしまったような感じではありますし……続編製作をお願いしたいですね。キャラクターたちの行く末を、もっとちゃんと見届けたいです。