「ブギーポップは笑わない」、一先ず最終回。
世界の危機に対し、一人の少女の肉体を借りた形で自動的に現れる存在ブギーポップ。彼が対峙する事件を描いたお話。
一つの事件を、複数の視点が交わり合う形で描いているのが、本作の特徴でしょうか。事件に関わっていても、登場人物はみんな自分の視点でしか事件を見ることはできず、皆が事件の全体像を把握しているわけではない……そのことが強調して描かれているように思います。ちょっと独特な雰囲気の作品ですよね。
原作を読んだのは学生の頃のこと……もう二十年近く前になりますね。お話の細部は忘れてしまっていることもあって、新鮮な気持ちで見られましたし、また原作を読み返したくなったりもしました。
良い作品だったと思います。
昔、一度アニメ化されていましたが、そちらは未視聴。そう言えば、実写映画もありましたよね。一応、どちらもDVDになっているみたいですが……。
ブギーポップは笑わない?Boogiepop Phantom?evolution 1 [DVD]
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2000/03/23
- メディア: DVD
- クリック: 19回
- この商品を含むブログ (8件) を見る