テレビ放映されたものを視聴。スタンリー・キューブリック監督、ジャック・ニコルソン主演のホラーサスペンス。非常に有名な作品ですが、ちゃんと通して見たのは今回が初めてになります。
ホテルを閉鎖する冬の間、建物の管理を任された一家。だが、ホテルに宿る邪悪な存在の影響を受け、夫は徐々に理性を失っていってしまう。妻と幼い息子は、果たしてどうなるのか……といったお話。
始終、不気味な雰囲気が漂う作品。何も映っていないホテル内の映像にも、何かが潜んでいるのではないかと思わせられる怖さがありますね。
正気を揺さぶられ、やがて狂気に身を任せてしまう夫の姿は恐ろしく……でも同時に、何とも言えない哀れさみたいなものも感じさせられました。
古い作品ですが……面白い映画でした。